クリスマスはもともとイエス・キリストの誕生を祝う日であるが、日本では恋人と過ごす日や、子供がサンタクロースからプレゼントが届く日という日に定着している。
恋人のために高額なプレゼントを用意したり、ホテルやレストランを事前に予約するなど一大イベントとなっているほか、クリスマスは恋人と過ごしたいと、なんとか恋人をつくろうと努力する人もいる。しかしこれは海外では考えられない。海外では宗教にのっとって、教会のミサに参加する人が多い。
そして家族と過ごし、七面鳥などを食べる。
家族同士のプレゼント交換もあるが、サンタクロースは基本的に、日本のような枕元に置いていくのではなく、クリスマスソックスの中か、クリスマスツリーの下に置いていくのである。
こう見ると、日本は無宗教であることでクリスマスを受け入れやすく、また欧米の憧れから真似をするようになったと思われる。
もはやイエス・キリストのことを知らず、そういうイベントだと思っている子供たちがほとんどではないだろうか。
また世界を見渡せば、クリスマスでありながら違った宗教、ならわしで過ごす人たちもいる。日本と他国のクリスマスという行事の違いについてユダヤ人である。ユダヤ人はその名の通りユダヤ教を信仰しているのだが、Hハヌカ(Hanukkah)と呼ばれる少し違った祝日がある。メノラと呼ばれるキャンドル台に8本のキャンドルをたて、毎日一つずつ火をともしていく。それと同時に子供たちは8日間プレゼントが送られるという、なんとも羨ましい行事となっている。
ユダヤ人の食すコーシャーミールを食べ、家族と一緒に過ごすということは、クリスマスとあまり変わらない。他にもアフリカでは、クワンザという祝日があり、もともと収穫を祝う行事ではあるが、クリスマスに代わって自らの人種のルーツを再確認し、祝う人たちもいる。
こう見ると、クリスマスの過ごし方も世界を見渡すと、多種多様であることがわかり、宗教も大きく関わっていると言える。




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