怨霊の森

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あらすじ:深い森に囲まれ、街から完全に隔離された全寮制高校。そこに転入したへザーは、厳しい規律に息苦しさを感じて逃げ出そうとするものの、不思議な力が働き、なぜか森から抜け出すことができない。しかも、その森から、毎晩自分を呼ぶ声が聞こえてくるのだった。怪しい行動を取る教師たちと、一人、また一人と姿を消していく生徒たち。やがて、学園と森とを結ぶ恐ろしい過去が暴かれていき...。



 

誰のレビューを見ても評判悪いですが、ボク的には結構面白かったですよ。

 

上っ面だけ見ると「綺麗な学園ホラー」って感じですが裏設定を深読みすると結構いろいろな事実が見えてきて物語に深みが出てきます。

 

ボク得意の深読みはあとにまわしてまず一般的なレビューを(笑)

 

主役は何処かで見たことあるような赤毛の女の子です。「スクリーム」のネーブ・キャンベルや「アイデンティティー」のクレア・デュヴァルみたいな顔です。他の共演者にくらべると顔が大きいところまでそっくりです。

 

それに父親役はあの「死霊のはらわた」のブルース・キャンベルです。最初に出てきてすぐ居なくなるのでチョイ役かと思ったら最後に活躍シーンがありました。武器を探すシーンではチェーンソーが出てくるかと思いましたがさすがにそこまではありませんでした(笑)

 

アクの強い先生と不気味な親友。そして綺麗な映像なんですがストーリーがわかりづらく怖いシーンもないのでイマイチな評価になる原因だと思います。

 

次はボクの深読みです。

 

主人公「ヘザー」は放火癖のある赤毛の女の子なんですが赤毛ということでいじめられます。

 

ところでなぜ赤毛がいじめられるのか?

 

それはキリスト教の影響が大きいです。例えばキリストを裏切った「イスカリオテのユダ」、旧約聖書でアベルを殺した「カイン」。さらに北欧神話では、裏切りや争いの神「ロキ」など全て赤毛で描かれています。

 

そして魔女や悪魔は赤毛で描かれることも多かったのです。それに淫乱であるともされていました。中性では赤毛であるだけで魔女とされ処刑された人も多かったようです。

 

今はだいぶ薄れてきたようですが、この映画の1960年代ではまだ根強い風習だったのでしょう。

 

この映画では髪の色が地味にキーポイントになっているんではないでしょうか?森の魔女を生き返らせるのに必要なもの。アンの血とマーシーの歌そしてヘザーのバランス。このキーになる3人の髪の色がなぜか違います。実は髪の色にはこういう言い伝えがあります。

 

金髪=高貴なもの
黒髪=神秘性
赤毛=気が強く癇癪持ち・淫乱

 

つまり魔女を蘇らせるには高貴な血と神秘の歌声、魔女の力が必要だったのでしょう。ですが「赤毛のヘザー」だけなぜ物を積み上げるバランスなんでしょう?最後の石を積み上げる儀式もよくわかりませんでしたし・・・。その辺は解明できませんでした。

 

そしてもう一人の金髪「いじめっ子のサマンサ」。ヘザーが転向してきて早々目をつけ女らしい陰湿ないじめをします。

「ねぇ、下の毛も赤いのかしら?」なんて質問をし付けたあだ名が「fire crotch」

 

直訳すると「火の股」意味は「赤い陰毛」ですがボクは「淫乱」って意味も含まれているような気がしますね。

 

とっても嫌味な「サマンサ」ですが実はいい人なんです。ヘザーをいじめるたびに牛乳をこぼしていましたがこれはヘザーに牛乳を飲ませないためにワザとやっているって気が付きましたか?

 

牛乳になにがあるのか。なぜ飲ませないようにしているのか。気になった人は映画を見てください(笑)

星3つ


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