バタフライ・エフェクト
あらすじ:記憶喪失を患うエヴァンは、治療の一環として、日記をつけていた。13歳のとき、エヴァンは幼なじみのケイリーと遊ぶうちに大きな事故を起こしてしまうが、彼にはその記憶もない。大学生となり、記憶喪失から解放されつつあったが、少年時代につけていた日記がきっかけとなって、エヴァンの記憶にまたもや変化が起こり...。
世紀のイケメン俳優でありデミ・ムーアの旦那「アシュトン・カッチャー」主演のラブサスペンスって感じですが、評判通り面白かったと思います。史上最も切ないエンディングも良かったです。てか、これから見る人は予備知識なしで見たほうが面白いと思うので、
これから鑑賞予定の人はココから先は読まないほうがいいですよ。
映画が始まってすぐ、何かから逃げるイケメン。
こんな切羽詰まった状態から始まるなんて「なんて画期的なんだ」と思っていたらいきなり子供時代に戻ります。
たまに記憶がなくなるらしいのですが、後から考えると記憶がないのは包丁のシーンが最初ではないかと思うんですが、前からその症状はあったようです。あっ、ケイリーと初めて会った時も記憶が無いんですね。じゃないと戻れないですから。
7歳の頃の話が続くんですが、話が途切れ途切れで全然訳がわかりません。大事なところの記憶が飛んでしまい急に場面変換するからです。そして「あれはどうなった?」「これはどうなった?」と考えているうちに13歳くらいに成長します。
この13歳の頃も頻繁に記憶が飛びます。犬を殺される寸前や郵便ポストにダイナマイトを入れてイタズラした後も大事な部分の記憶が飛んでしまいます。なにか大事故が起こったようなんですが結局なんだか分からずに終わります。で、冒頭のイケメンはいつになったら出てくるんだ?って思っていたらやっと大学生になって出てきました。
13歳の頃、「君を迎えに来る」というメッセージを残し引っ越したイケメンはその頃の記憶を取り返そうとし久しぶりに昔の友達に会いに行きます。パシリっぽかったおデブちゃんはプラモを作り続ける暗い性格に、好きだった女の子ケイリーは使えない女に成り下がってました。そして過去に何があったか聞き出そうとしたら自殺してしまいます。
ここから過去を変えようとするイケメンの格闘が始まります。過去に戻って事実を一つ変えると未来が大きく変わります。思わず「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い出しました。
ケイリーを助けようとするとケイリーの兄がチンピラに、兄の悪行をやめさせようとするとおデブちゃんが廃人に。おデブちゃんを助けようとすると自分が障害者に。あっちを立てるとこっちが立たず。結局みんなが満足いく結果なんて無いんでしょうね。イケメンの都合のいい未来がケイリーにもいい未来とは限らないでしょうし。結局イケメンが自分の都合のいいように未来を変えようとしているだけの話なんですよね。
そしてみんなが幸せに暮らせる方法を思いついたイケメンが実行に移します。それが冒頭のシーンに繋がります。これが史上最も切ないエンディングへの布石となります。愛するケイリーのためにイケメンが選択した未来は本当に幸せだったんでしょうかね?ちょっとキレイに終わりすぎたような気もします。最後まで自分の都合のいい未来のためにもがき続けて父のようになってもよかったんじゃないかなと思います。
別エンディングも2つありましたが、やっぱり劇場版が一番いいエンディングでしょうね。ストーカーエンディングもイケメンのエゴが出ていたんですがあのエンディングではこんなに支持されないでしょうね。
ところでケイリーは未来が変わるたびに別人のような変身ぶりです。イケメンは髪の長さとヒゲの形くらいしか変わりませんが、ケイリーは化粧っけのない地味な女になったりキャリアウーマン風になったり、アングラの売春婦みたいになったりホント印象がガラっと変わります。あのエンディングもケイリーの変わりっぷりがあったから感動できたんじゃないかなと思います。
次は駄作と評判の2を見ます(笑)
※追記
みなさんの記事を読んで知りましたが、セルDVDにはディレクターズカット版のエンディングがあるそうです。このエンディングが本当のエンディングだそうでフィルムを見る前のメモの意味がこれでわかるようです。ということでYouTubeで探したらありましたので紹介します。このエンディングだと話の辻褄が合うんじゃないでしょうか?

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