ディア・ウーマン

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あらすじ:男の惨殺死体が発見された。死体には、鹿のひずめで何度も踏みつぶされた痕跡があった。刑事ファラデーは黒人警官のリードとともに捜査にあたる。その頃、ホテルの一室でビジネスマンの惨殺死体が発見された。

前回の現場と同じく、鹿のひずめの痕跡が残っていた。殺された男性はどちらもネイティヴ・アメリカン系の女性を連れていた。ファラデーとリードは、二人の会話を耳にしたネイティブ・アメリカン系の男性から、ネイティブ・アメリカンの半人半獣ディア・ウーマンの伝説を聞かされる。上半身は女性で、下半身が鹿の脚らしい。カジノで遊んでいるリードに女性が近づいてきた。ほろ酔い気分で陽気なリードは、あのディア・ウーマンだとは気づかずに部屋に入っていく......。


ディア・ウーマン」って言うからてっきりスマップの歌かと思ったら「Deer Woman」鹿女だったんですね。これってあらすじに書いてある展開そのままなのかと思っていたら思いっ切りそのままでした。つまり下半身が鹿の女がなんの根拠も無く人を殺していくっていう話です。なんじゃそりゃって感じですが見ると以外とコメディタッチで面白いです。

グチャグチャにされた死体から鹿の毛が発見され犯人は誰か?どうやって殺したのか?犯人を追い詰めていくのが動物担当の落ちぶれた刑事と今まで話もしたことないような黒人警官です。なぜこの黒人警官が刑事になついてきたのか知らないがなぜか仲良くなってます。

この辺はコメディカラーがあまりありませんが、刑事が犯人像を想像するところからだんだん笑えてきます。検死官と犯人の想像をしている時に女が鹿の足を持って殴り殺したなんて言ったのが頭から離れないようで想像します。

こんなんです。
ディア・ウーマン1

そして鹿に襲われたってことでこうなって
ディア・ウーマン2

これがだんだん変な方向に行ってこうなります。
ディア・ウーマン3

この鹿男は無いでしょう、思いっきり着ぐるみだし(笑)この辺からコメディが強くなります。鹿女の頭から角が生えてるようなカットもありましたし、1981年にロンドンで狼が人を殺したなんて自分の作品を持ち出したり。(ちなみにこれは狼男アメリカンのことです)

鹿女はいったいなんなのか?どうやって倒すのかを必死に探し捜査する刑事ですがここで衝撃の事実が判明します。なんと鹿女はネイティブアメリカンの伝説でなんで男を殺すのかわからない。撃退する方法は無い、満足して消えるのを待つだけというとんでもない事実です。

鹿女が満足するまで待つしかないってこんな話今まであったでしょうか?しかし手も足も出ないからと言って黙って見てる刑事ではありません。黙って見てるわけにはいかないんですがかと言って積極的に捜査してるわけでもありません。するとお約束で相棒の黒人警官が鹿女のえじきになります。

倒す方法もないのにどうするのかと思っていたら車で追いかけて激突します。木と車に挟まれてぐったりしている鹿女、死んだのかと思ったらフッと消えて終わりです。思わず巻き戻して確認したくらい突然終わりました。まぁ、ダラダラやるよりこの方がいいかもしれませんがそれにしても突然過ぎますね。

この鹿女、スタイルも良く脱ぎっぷりも良く表情もいいです。ですが、鹿らしく一言もしゃべりませんし酒も飲みません。当然目的も話しませんし怨みつらみを言うこともありません。何しに出てきてなんで殺すのかはっきりさせない不条理な怖さはあるかもしれませんね。これがもし日本に出てきたらシカせんべいでおびき寄せて捕まえられますかね?日本の鹿は小ぶりなので出てきても怖くないかな?

コメディ色が強いのでホラーが苦手な人でも大丈夫な作品ではないでしょうか?

星3つ


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