悪魔のいけにえ
あらすじ:製作30年以上を経た今もなおカルトな人気を誇り、MoMA(ニューヨーク近代美術館)にフィルムが所蔵されているホラー映画の金字塔が、HDマスター版で蘇る!アメリカを震撼させた実在の猟奇殺人事件を映画化した、スプラッター・ホラーの最高傑作。
トビー・フーパーがデビュー作にして世界中に衝撃を与えた奇跡の作品です。奇跡のカット割り、狂気に満ちた演出そして美しい映像。ニューヨーク近代美術館に「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」と共にフィルムが保管されているという非常に芸術性の高い作品です。
リメイクはグロ満載でホイトが大暴れでしたが、本家ではレザー・フェイスがチェーンソーをぶん回して走りまわります。ですがグロ描写はほとんどありません。ですが画面から伝わってくる狂気の度合いが全く違います。
リメイクではホイトのネチネチとした嫌味っぷりが非常に不愉快でしたが、本家ではレザー・フェイスの意味の無い残忍さに恐怖を覚えます。
この作品ではレザー・フェイス一家の過去は一切語られません。殺す理由もありません。知らない人間が現われたらただ殺すだけ。そしてバラバラにして父が料理して食べる。牛と同じ扱いを人間にもしているだけ。こんな恐怖はありませんね。会話する暇もありません。まぁ、助けてと言ったところで助けてくれるとは思いませんが。
そしてこのレザー・フェイス一家の切れっぷりもスゴイです。悲鳴をあげるマリリン・バーンズに合わせて絶叫したり、ミイラ寸前のじいさんに殺させようとしてハンマーを持たせ楽しんだり。ですがこのじいさんミイラ寸前なので力が無くハンマーをゴトン、ゴトンと何回も落とすんですが、そのたびに「じいさんがんばれ、そこだいけ!」などと声をかけます。違う映画なら感動するような展開ですが、この作品ではただ頭のオカシイ一家だなって思うだけです(笑)
そして恐怖の鬼ごっこ。このシーンが異常に長いです。悲鳴とエンジン音のハーモニー(笑)エンジン全開で白煙を上げながら追いかけてきます。このレザー・フェイスがしつこいです。が、某ホラーのように先回りしていることはないので緊迫しっぱなしで疲れます(笑)
前半の鬼ごっこが終わり一息ついたらまた鬼ごっこです。今度は殺される寸前で逃げ出したマリリン・バーンズを頭のオカシイ兄とレザー・フェイスの二人で追いかけます。この時もレザー・フェイスはエンジン全開で追いかけてきます。
そして最後の名シーン。ギリギリで逃げられたマリリン・バーンズを見ながら悔しそうにチェーンソーを振り回すレザー・フェイス。このシーンが美しいです。朝焼けの逆光をバックに踊るようにチェーンソーを振り回します。非常に芸術性の高いシーンです。ぜひ観てください。
ところでこのレザー・フェイス、リメイク版と違っておしゃれです。常にネクタイをしています。リメイク版のようにいじめられて怨みで生きてるような人物ではなく殺人なんて日常のことなんでしょう。マリリン・バーンズとの晩餐シーンではスーツを着てメイクをしてあるマスクをつけてます。お客さんが来ているのでおもてなしの格好なんでしょうね。
ところでトレーラーの運転手はあの後どうなったんでしょうかね。レザー・フェイスと二人あの場に残されてしまって。多分いけにえになったんでしょうね。なんたって「悪魔のいけにえ」ですから...。



すけきよさん、こんにちは。
遅くなりましたがブログ移転おめでとうございます。
早速リンク変更させていただきました。
今後とも末永〜くおつきあいくださいませ(^^)
mamaさん>こんばんは。コメントありがとうございます。
リンク変更していただいたみたいでありがたいです。
今後とも末永くよろしくお願いします。