テキサス・チェーンソー・ビギニング

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あらすじ:前作で描かれた事件の前に舞台を移し、猟奇的な殺人一家と殺人鬼が生まれるまでを描く。ベトナム戦争が激化する1969年。18歳のディーンとその兄エリックは、ベトナムへと旅立つ前の最後の週末にテキサス縦断の旅へと繰り出した。

しかし途中で、暴力的なバイカーのカップル、ホールデンとアレックスに出くわし、追ってくる彼らから逃げようとして事故に遭い、全員が怪我をしてしまう。そこに、保安官のホイトがやって来るのだが...。



なんともまぁ、ビギニングらしいビギニングですね。レザーフェイスの出生の秘密から初めて人を殺す場面、人の皮をかぶるきっかけやチェーンソーで人を殺すことへの目覚めなど色んなイベントがありましたが、それを上回るのがコスプレ兄貴「ホイト」じゃないでしょうか。

この「テキサス・チェーンソー・ビギニング」の主人公はレザーフェイスじゃなくてホイトです(笑)

街に一人きりとなった保安官をあっさりと殺してしまい保安官になりきる場面や、死体を処理させたり人肉を食べたり叔父の足を切断させたり騒動の元は全てホイトが命令しています。これを観るとホントに怖いのはレザーフェイスじゃなくてホイトだってことに気が付きます。ちなみに「ホイト」とは殺した保安官の名前で本当は「チャーリー」って名前みたいですよ。

物語はレザーフェイス出生の秘密から精肉工場の閉鎖、そして最初の殺人となるんですが、ここまではレザーフェイスが主役です。しかしホイトが保安官になりすましてからはもうホイトの独壇場です(笑)

人肉を調理し始めたのはホイトです。なぜ人肉を食べるようになったのかと言えば、朝鮮戦争で食料がなく生き残るために弱い奴から殺して食べたのがきっかけのようです。でもワザワザ人肉じゃなくても農場なんだから牛がいるでしょうに。人肉はおいしいって噂は本当なんでしょうか?食べたことある人教えてください。っていないか(爆)

前作で車椅子だったエロ親爺がこの作品では両足があります。「あれ、前作では戦争で失くしたって言ってなかったっけ?」と思っていたら、これもホイトレザーフェイスにやらせたものでした。

バイカー「ホールデン」に足を撃たれたエロ親爺は「痛い痛い」と苦しみます。それを見たホイトは手術だと言ってチェーンソーで足を切らせます。しかも切り口が下手だもう一回やれと大丈夫な方の足も切ってしまいます。叔母さんが激怒する中ホイトは平然とこう言いました。

「バランスだ」

頭オカシイでしょ?身内の足を平然と切るこのホイト。自分さえ良ければ他人がどうなろうと関係ないみたいです。

そしてホイトの暴れっぷりを堪能したあと、前作同様レザーフェイスとの追いかけっこが始まります。命かながら逃げられたと思った瞬間衝撃のエンディングです。てかビギニングだから救いの無いエンディングなのが当たり前なんですが、あれはちょっとずるいなぁと思いました。

チェーンソーはエンジンをかけないと動かないためあの状態だと「ドッドッドッドッ」ていうエンジン音が聞こえていなければおかしいんですよね。それが今まで無音で急に「ヴィーーン」って爆音がするっていうのはちょっとずるいなぁと。

絶対いないと核心していたところから急に出てきたのでやられたと言えば完全にやられたんですが、「やられた~」っていう説得力がなくて、「それは無いでしょ」っていう感じでした。エンディングにもっと説得力が欲しかったです。

星4つ


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