マタンゴ
素晴しい!
1963年の作品なので古さは否めませんが、ストーリーもしっかりしているし特撮も今でも通用するくらいのレベルではないでしょうか。
てか、現代のCGに頼った安っぽい作品よりマタンゴのほうがしっかりと作られているし知恵を絞っていいものを作りたいという情熱が伝わってきます。
よく見ると「特撮の神様」円谷英二が特撮監督なのですばらしいのは当たり前といえば当たり前ですね!それにしてもすばらしい特撮技術だと思います。
キノコが膨らむシーンは発泡スチロールを作る液体を混ぜてキノコ状に膨らむようにしていたり、当時で7000万円もする編集機械を購入して編集したり。
またストーリーもよく考えられていて面白いです。最初は「画像も古臭いし面白いのかな~」という目で見ていましたが、知らないうちに夢中で見てしまい最後がどうなるのか気になってしまいました。
男5女2で無人島に漂着したあと、水野久美を争う男達、食料を巡る醜い争い。主導権の取り合い、エゴとエゴのぶつかり合い。
ドンドン追い詰められていく様子はうまく表現されていると思います。
しかも、
一番みんなのことを考えていてリーダーシップを取っていた人間があっさりみんなを捨てて一人で逃げ出すなんて思いもしませんでした。しかも、ボクはいつか帰ってくるんじゃないかと思っていました。乗っていった船が戻ってきた時、絶対救助を連れて帰って来たと思っていたんですが、あっさり死んでました...
すごい裏切られたよな気がしてショックでしたね。
食料も無くなりみんながキノコを食べ始めるなか大学教授だけが頑なに食べません。恋人もキノコを食べてしまいマタンゴになってしまうなか必死に逃げ出し船で漂流してやっと救助されます。
ですが東京に帰ってきてからのあの後悔の言葉。
深いですね~
オープニングは「チョコレート」や「ヘッケルの死霊」と同じで事件後の当事者から回想シーンとして本編が始まりエンディングで当事者が正体を明かすという感じです。
そして当事者の大学教授が「私もキノコを食べればよかった。大切な女性と一緒にキノコになればよかった」という言葉。東京に帰ってきてから医療センターで精神異常として隔離されている自分、誰も自分の話を本気にしてくれないもどかしさなど一番エゴを突き通したのは自分だった気が付いた後悔の念。
「郷に入っては郷に従え」
本当の幸せは何か考えさせられるこのマタンゴ。未見の方はぜひどうぞ(^◇^)

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この映画を知っている人は、そう多くないだろう。 1963年、まだ私でさえ生まれてなかった時の邦画である。 これが、結構我が家ではブームになった、ホラー... 続きを読む


はじめまして。
TBありがとうございました。
マタンゴファンに遭えるなんて、ビックリです。
マタンゴを知っている人に少なくとも2人しか出会ってないので…
哲学的なお話ですよね~
映画はちょっと笑えるところもありますが、原作は倍くらい怖いです。
また今後ともよろしくお願いいたします~♪
ノルウェーまだ~むさん>はじめまして、コメントありがとうございます。
>>哲学的なお話ですよね~
そうなんですよ、哲学的ですよね。本当の幸せはどっちだみたいな結末は非常に好きですね。
原作もかなりの名作のようですね。原作探してみたいと思います。
またよろしくお願いいたします。
すけきよさん、こんばんは~♪
今、映画待ちで漫画喫茶に居ます☆
おお、すけきよさんが喜んでいらっしゃって、なぜか私もすごくうれしい気持ちになりました。
特撮技術に関する部分、特に面白く読ませていただきました。
ちゃんと考えさせられる、すばらしいSF映画でした!
これ私、映画館で見ちゃったんですー^^
とらねこさん>こんばんは。
映画待ちで漫喫ですか?なにを見たんでしょうかね?あとで確認に行きますね!
映画館で見たんですか?リアルタイムじゃないですよね?リバイバル上映かなんかですか?
特撮に関する部分はDVDの特典映像で知った情報です。今なら安っぽいCGで済むんでしょうけど、この時代はそうはいかなかったでしょうから苦労したでしょうね。