ペンデュラム/悪魔のふりこ

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あらすじ:新婚の新妻に魔女裁判の影が忍び寄る、捕まり監禁された拷問室で彼女に迫り来る衝撃とは...。


 

 

かなりマイナーな作品ではありますが、意外としっかりと作られているゴシックホラーです。

 

主役は類友のLanceさんが大ファンのランス・ヘンリクセン。ボクが一番印象的なのはエイリアンのビショップです。

 

舞台は1400年代のスペインで魔女狩りがテーマになっています。

 

この魔女狩りを行う教会のボスがヘンリクセン。無実の市民を魔女に仕立て上げ拷問し、公開処刑にして異教徒を弾圧しているという悪の象徴みたいな人ですが、ただの悪人ではなく信念と悩みを持つ深い人間であることがまたポイントです。

 

パン屋の人妻マリアに一目惚れしてしまってからヘンリクセンの葛藤が始まります。

 

マリアに惚れてしまった自分を否定し、自分に魔術をかけた魔女だと決め付け拷問しようとするが、やっぱり惚れてるので途中で止めちゃいます。

 

個人的に尋問しようと部屋に連れ込んで俺のモノになれと迫ったり、エッチしようとして実はEDであることがばれてキレたり。仕舞いにはマリアの舌を切り落としてしまいます。

 

舌を切り落とされたマリアは同じ牢獄にいた本当の魔女の老婆に催眠術で仮死状態にされます。これで死んだと思い込まれたマリアを巡って不協和音が芽生えます。

 

殺したヘンリクセンは魔女に罪をなすりつけマリアの旦那を処刑しようとします。拷問係は真相を知りヘンリクセンの罪を暴こうとします。マリアの旦那は仮死状態から覚醒したマリアのテレパシーを受け取り処刑から抜け出します。

 

この処刑がサブタイトルの悪魔のふりこ。でかい時計の振り子に刃物が付いており少しずつ降りてくるっていう処刑マシーンです。これが結構時間かかるんですよね。ちょっとずつ降りてきてどこからともなくネズミが出てきて腹の上のネズミが切れるくらい迫ってきているのにそこから先はなかなか進みません^_^;

 

ネズミの死骸をやっとの思いで掴み血をロープに塗って喰い切らせますが、その間も振り子は降りてきません。ロープが切れて体を横にしても体は切れません。ちょっと間延びしちゃいましたね。

 

旦那も逃げ出し、マリアも生き返り部下にも裏切られ追い詰められたヘンリクセン。どんな命乞いをするかと思ったらなんと言うことはなにも変わってませんでした。

 

本当に拷問で魂が悪魔から開放されると信じきっていました。快楽で処刑していたのではなく本当に信念で処刑を繰り返していたなんて、神官だけあって信仰心が深いようです。

 

そんなヘンリクセンも当然報いを受けることとなり自ら考えた処刑装置で死んでしまいます。これも魔女だった老婆のかけた魔術だったのでしょうか?老婆は処刑の際、自ら処刑した人たちと同じ死を迎えるがいいなんて怨み節を言われ老婆は火薬を食べ爆死しました。

 

最後串刺しになったヘンリクセンの手にはマリアから奪い取った十字架のペンダントが握られていました。切ないですね。

 

いつも脇役のヘンリクセンが主役のペンディラム。しかも倒されるほうがメインという珍しい作品です。ヘンリクセンのファンの方はもちろん、ゴシックホラー好きの方も見てみてはいかがでしょうか。

星3つ


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コメント(2)

Lance :

すけきよさん お久しぶりでございます。
スチュアートゴードン監督は、お城とかの古典ホラーが地味なんですがそれなりに面白いんです。
今回は、ヘンリクセン主役とゆーことで、喜んで観ました。

Lanceさん>お久しぶりです。

やっぱりヘンリクセン目当てですか(笑)

この作品は地味ですけど割りと面白かったですよね。

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