デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2
あらすじ:キンバリーはある日友人たちとドライブ旅行に出掛けた。しかし、キンバリーの運転する車がハイウェイに差し掛かった時、彼女は突然恐ろしい予知夢を見る。それは、ハイウェイを疾走する大型トラックの荷台から落ちた巨大な丸太が後続車に激突し、周囲の車が次々と衝突、炎上、最後にはキンバリーたちもその犠牲に遭うという凄惨な連鎖事故だった。キンバリーは死との闘いに勝ち残れるのだろうか...!?
タイトルはなぜかデッドコースターがメインに押し出されていますがコースターはありません。ハイウェイでジェットコースターなみにモノスゴイ勢いで事故が起こり人が死んでいきます。このスピード感をコースターに例えたんでしょうが続編が偶然ジェットコースターを題材にしてしまったのでこのタイトルが本当に意味不明になってしまいました。こういう勝手な邦題は作品のイメージを壊す場合が多いのでやめてほしいですね。
ファイナル・デスティネーションはムサイ男が主役だったのでストーリーは良かったのにイマイチヒットしませんでした。それを踏まえてか2作目では女の子が主役です。この娘もパッとしませんがその辺にいそうな高校生って感じは出しています。この女子高生キンバリーがキャンプに出かける途中で事故の映像を見てしまい死を免れます。そこからお約束の死神との戦いが始まるわけですが、今回は死に方に力を入れたためか生き残る人物が1作目より多いです。
そしてなんの対策もできないまま次々死んでいきます。最初はあまり主人公達に絡んでこなかった人物から死にます。宝くじが当り女からお金目当ての誘いの留守電を聞いている状態で死のピタゴラ装置の罠にかかっていく様子はなんか笑えます。しかも爆破に巻き込まれる寸前で脱出し「ふぅ、ラッキー」って安心した瞬間に死んでしまったり今回はピタゴラ装置もストーリーも手が込んでます。
しかも死の映像を何回も見るし途切れ途切れだったり都合の悪い部分は後で見ることになったり謎解きというより少ないヒントで翻弄されるという部分が多くあります。白いバンに乗ってる人を助けて運命を変えたと思ったら実は変わってなくて後でバンの人は死んでないという映像を見たり結構観客を騙すように作ってます。でもそんな辻褄の合わない部分をごまかすかのように派手なスプラッターでパワーでごり押ししている感じがあります。
ガラスでぺちゃんこになったりエレベーターで首がちょん切られたり、パイプで串刺しとか針金で切り株になったりとにかく死に様が派手です。なんの対策もできないままボロボロ人が死んでいくので何も考えずに見るための作品でしょう。じゃないとストーリーをよく考えてみると納得できない部分があるんですよね。
まず、保安官が一番最初に死んでいるのでキンバリーの前に保安官に死の順番が廻ってくるはずなんですが、そのような描写が無いんですよね。キンバリーは一番最後に死んでいるので一番最初に死ぬ予定でした。ところがすんでの所で保安官に助けてもらったので順番が一番最後に廻ったのはわかります。ですがキンバリーが死ねば死の連鎖は終わるというのが理解できないんです。死んで蘇生しても死んだことになったのはキンバリーだけで保安官には関係ないはずです。だから保安官も1回死ななければ死神は付きまとうはずなんです。それが証拠に死んだヤク中のローリーに助けられた少年は最後に爆死してます。キンバリーが死んだことでキンバリーの関係者は死から開放されたことにはなってないということです。
しかも今回の生存者は前作の180便の生存者の事件に関わった人ばかりが生き残っているわけですが、序盤に死んだ人たちはどう関わっていたのか説明がされませんでした。しかもキンバリーは偶然トッドのニュースを見ただけでなにも関わっていません。他の人は例えばテリーが引かれたバスに乗っていたとかビリーの踏み切り事故の処理をしたとか直接関係している人ばかりです。なのに肝心のキンバリーがアレックスの死の直面したのではなくトッドのニュースをテレビで見ただけってそんな人何万人いるんだよって感じです。
そんな細かい部分まで気にする人は厳しいでしょうが、派手なスプラッターを見てみんなでワイワイやるには丁度いいのではないでしょうか。

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