ファイナル・デッドコースター/ファイナル・デスティネーション3
あらすじ:大ヒットを記録したサバイバル・ホラー・シリーズ最終章!
ハイスクールの卒業イベントで仲間たちと一緒にジェットコースターに乗り込んだウェンディは、その瞬間、壮絶な事故の予知夢を見てパニックに陥る。結局ウェンディと仲間たちは係員によって降ろされてしまうが、その直後、事故は現実のものとなり、彼等は九死に一生を得る。だが、死の運命を逃れたかに見えた彼等は、次々と奇妙な事故で命を落としていく...。
死の運命から逃れようとするパターンをずっと描いたシリーズの第3弾ですが、前2作品よりもっとティーン向けに作られています。バカな男に恋愛や色気など青春ムービーの要素を取り入れたカジュアルな作品に仕上がってます。
主人公は2作目と同じく女子高生で今度は映像が見えると同時に心霊写真のように人の死が写真に写るという能力を持っています。しかしその能力を使って次に死ぬであろう人物にあって止めようとしますが、全く相手にされず次々と目の前で人が死んでいきます。これは今までと違うパターンですね。主人公ウェンディと友達の彼氏ケビンが必死に人の死を止めようとしますが、全てが後手後手でそばにいる意味がありません。救えたのは変わり者のイアンと妹のジュリーでしょうか。
イアンは死の直前で助けてもらったのに速攻で彼女のエリンが死んでしまったのでエリンの死はウェンディのせいだと思っています。そしてその恨みを晴らそうとウェンディにまと割りつくことでウェンディが死んでしまうという予知が出てますが、よく考えるとイアンはホームセンターでは死なずにウェンディを殺した後に死ぬということが決まっていたんでしょう。ってことはイアンは何もしなくても死ななかったってことです。もし、ウェンディがイアンを助けなければウェンディは死なないってことですね。この辺に矛盾が生じてきてますね。
最初に死ぬおバカ二人組みですが、もう最初からエロ担当だったので死ぬ時も当然裸です。豊かな乳を放り出して日焼けマシーンの中で焼死してしまいます。しかも日焼けマシーンのフカン視線から棺おけにかぶせるなんて絶妙な編集で笑えました。このシリーズはどこか笑いを織りこんで楽しい作品にしてますね。人の死を笑いに変えるなんて不謹慎だと感じますがそんなの気にしているのは日本人だけでアメリカ人は作り物だって割り切って見てますので人の死でも笑えるんですよね。
そういえばこの作品が公開される頃福知山線の事故があったため公開を延期したそうですが、ジェットコースターとJRですからね。関係ないと言えば関係ないです。その後のジェットコースターの事故があったことによってこの作品はテレビで放映できないという話も聞きますし。まぁ、遺族感情からすればバカにしている感じがするでしょうが、作品には罪がないので見たい人が見ればいいって感じでしょうか。
そう、今回は死神の予感として風が吹いてくるのはお約束なんですが、それに加えて死神のテーマみたいなものが流れます。ラジオのチューニングが急に回りだし決まった歌が流れ出します。この歌がかかると人が死ぬというわかりやすいパターンになってます。最初のハンバーガーショップでのこのパターンは驚きました。トラックに挟まれ無人トラックが暴走しウェンディ達が死ぬ寸前に脱出したらそこにはエロバカのフランキーが。
全く想像していなかったのでこのパターンには驚きました。ホントに乗ってたのか?と思って巻き戻してみたらホントに乗ってました。ぶつかったシーンもキチンと本人が乗ってました。ネックレスが飛んだシーンは無理がありましたが、キチンと本人は乗っていたので注意深く見ていた人には前が誰だかわかったでしょう。そういえばあのシーンはメイキングでは大変だったみたいですね。本当に車を使って撮影しているみたいですが、他の簡単に撮影できそうなシーンにはCG使ってるのにああいう大掛かりなシーンにはわざわざ実車を使って撮影するなんてどういうお金の使い方してるんでしょうか?ボクには理解できません。
そしてラストシーンにもどんでん返しが。と言うより前2作品の生き残りは死んでいるので今回は作品の中で決着を付けてしまおうと考えたんでしょう。3部作のつもりで作ったのでこれでスッキリ終わらせようとしたのでしょう。これはこれでよかったと思います。結局死んでしまうんですからどうせならどうなるか見たいですもんね(笑)
もうすぐ4作目が公開されるのでこの作り方は余計だったかもしれませんが、この作品の公開時点ではこれが一番良い選択肢だったのではないでしょうか。
そういえば4作目は3Dになるらしいですよ。ってことは邦題はファイナル・デスティネーション3Dでしょうか。それともデッドコースター3Dでしょうか。3Dでヒットした作品ってあまり無いので期待はもてませんよね。しかも主人公が男に戻ったみたいですし。前途多難な気がします。
ファイナル・デスティネーション4の予告編が公開されていたので紹介しておきます。

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