富江 REVENGE

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あらすじ:伊藤潤二原作のホラーコミック「富江」の『~BEGINNING』に続く劇場最新作。瀕死の少女・雪子を助けた女医・和江の元に刑事が訪ねてくる。彼が探している、人の細胞に乗り移ることができる少女・富江の写真を見せられ...。伴杏里富江役を好演。


 

 

ビギニングとセット販売のように同じ監督が作ったのがこの富江リベンジですが、結局なにを言いたかったのか良くわかりませんでした。富江って元々過去に殺された人の元に現われるリベンジを描くのが恐怖の表現なんではないですか?なのでやってることは今までの作品となんら変わりはありません。

 

主要な女性が3人出てくるんですが、あっさりと正体が読めてしまいます。旅館のような病院に勤めている女医と行方不明の院長の娘、そして記憶喪失の女性と3人出てきます。院長の娘が富江として騒ぎを起こすんですが、その場にいた記憶喪失の女性がどう見ても怪しいです。最後まで正体を隠すんですが、もう映画の冒頭で正体が丸わかりです。

 

なぜなら、富江は他人の身体を乗っ取り分身を作る。その分身はそのうちオリジナルを怨み復讐するっていう話が出てくるからです。院長の娘が富江に乗っ取られたのであればその場に一緒に居た女は当然オリジナルの富江のわけで。なのでオチが丸わかりです。あとは出来レースでいつ正体を明かすのかを見るだけです。ですがこういう作品に限って監督の頭がおかしいのかどうか知りませんが最後の最後まで引っ張ります。これがかなりイライラします。結局正体を現したのが残り5分くらいでしょうか。そこまで引っ張るような伏線ではないのに気付かないんでしょうかね?

 

今回の富江は丸顔で目がキツくアイラインがバッチリ入っているので本当に性格が悪そうです。美しく子供のように身勝手という設定にはとても当てはまりそうにないタイプです。この富江が行方不明になった院長の娘と瓜二つなんですが、この院長と富江の関係もよくわかりませんでした。院長は富江を知っていて昔愛していたようで富江に捨てられた過去があるようです。そして山の中で自分の娘に似た富江が現われたという話を聞いて富江に会いに行きますが、いきなりショットガンをぶっ放します。

 

自分の娘を見て富江と言い出した院長は娘が富江に乗っ取られたのを知っていたようでした。過去に富江と面識があって富江に狂わされた人物の一人のようでしたが、よく考えるとオリジナルと面識があったわけですからオリジナルの富江が現われたらすぐに富江とわかったんじゃないでしょうか?と言っても一応正体を隠しているのに現われた途端に「お前は富江」なんて言い出したら元も子もないですね(笑)

 

コピーがオリジナルに復讐するのが一応のテーマなので最後に殺された人間が当然オリジナルの富江です。あとはいつオリジナルが蘇るかという話になりますが、この富江、富江史上初直接手を下します。今までは男を狂わせて男同士で殺し合いを始めてその流れで富江が殺されてしまうというオチですが、この富江は自ら男の内臓を食ったりオリジナルを殺したり女医の首を絞めたりします。

 

富江って今までこういう行動が無かったので新しいと言えば新しいのでしょうか。ですが富江が直接手を下すのなら今までの男を魅了して利用するっていう設定を全てぶち壊すことになってしまいますね。そういうことは考えなかったんでしょうか?

 

なんでもやればいいってもんじゃないと思いますが。

星1つ


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