富江vs富江
あらすじ:カルト的人気を誇るホラー映画『富江』シリーズが遂に完結!
伊藤潤二原作のホラーコミック「富江」の劇場版最新作。梅原一樹は恋人の尚子を目の前で殺され、心に大きな傷を負う。しかし、事件当時の記憶は曖昧となり、尚子の死体も見つからなかったことから、警察は事件そのものを認めていなかった。そんなある日、一樹は、尚子と瓜二つの魔性の女、富江と出会い恐怖と混乱に陥る。一方その富江は、ある理由から、もう一人の富江を探し求めていた。
遂に富江VS富江という最終手段に出た富江シリーズですが、ここまで来るともうストーリーも設定もムチャクチャです。設定は富江リベンジのコピーはオリジナルを殺したくなるというのを元にアレンジを加えてあります。まぁ、予告でほとんどネタバレしているので書きますが、富江のコピーはオリジナルの富江の血を補給することで身体を維持できるということでコピーはみなオリジナルを探しているというのが今回のメインストーリーです。
って良く考えればオリジナルはコピーなんて相手にしていない訳で男達を使ってオリジナルを探しまわっているのはコピーです。お互いが対峙した時に相手がコピーだって瞬間的にわかるようなもんですが、当人は相手がオリジナルだと思って戦いを仕掛けていきます。ですが見ているほうはもう正体がわかっているので苦痛でした。興味はオリジナルがどこにいるかだけでコピー同士の戦いなんてどうでもいいです。
主演があびる優ですからあびる優が勝つのは目に見えてわかってますしあびる優がコピーなのもわかってます。この富江コピーだからどうかわかりませんが、いまいち男を魅了する力がありません。そして今までの富江に絶対に無かったシーンがあります。それはキスシーンです。富江って男を虜にしておいて指一本触れさせないで生殺しにするのが基本スタイルのはずです。それが遂にキスしてしまいました。あびる優ってISSAとのキス写真も流出したくらいですから尻が軽いのは勝手ですが、富江のキャラは守って欲しかったですね。あのキスシーンと恋愛ドラマを絡めたことで今までの富江は全部ぶち壊しです。女優に映画を合わせて欲しくないです。
ダラダラとした茶番のようなストーリーが続きますが僕の興味はオリジナルはどこにいるのかだけ。目の前で彼女を殺された彼氏があびる優の富江を見た時死んだ彼女とそっくりなのに驚き困惑します。死んだ彼女を思い出し惹かれていく彼氏と自分が生き残るために利用しようとするコピーの富江。富江の血をバラ撒いた張本人から真実を聞き驚愕する彼氏。
彼女を殺したのは自分で都合のいいように記憶を書き換えていたこと。その彼女は実は富江で名前を尚子に変えていたこと。富江の血をバラ撒いた人物も富江の虜になっており死なない富江が死ぬ姿を見て楽しんでいたことなどが明かされますが、肝心のオリジナルは依然行方不明です。結局出てこないのかと思ったら最後にやっぱり姿をあらわしました。
その方法は「神の左手悪魔の右手」と同じ方法です。どういう方法かはあえて書きませんが、予告にも含まれているので見てみてください。ってか、この予告ほとんどネタバレですね。これだけ見れば本編は見なくてもいいかもしれません(笑)
あ、そうそう最近の富江はネタがないのかどうか知りませんがとんでもない反則を平然と使いますので注意が必要です。リベンジでも同じ反則が使われていました。その反則とはホクロが消せるということです。名前を変えてホクロを消せるならどんな方法でも使えますよね。被害者のフリした富江。主人公のフリした富江。加害者のフリした富江。次があるとすればどんな反則をつかうんでしょうか?



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